鉄道・コーチの乗り方はこちらの記事を。
鉄道ネタに関して、いろいろネタがたまってきたので記事にまとめました。
以下ではひたすらイギリスの鉄道に安く乗る方法を紹介します。
情報の無断転載は固く禁じます。
ただしリンクフリーです。
日本と違う切符のルール
ルール①: 乗り越し・途中下車 原則不可
乗り越し精算機のある日本は素晴らしいです。いかに日本の鉄道会社はサービス精神にあふれているか。
途中下車ができると、柔軟な計画ができたり、安かったり、良いことだらけなのに…
例えば、東京から北陸に行くとき、
一度、名古屋で改札を出て(途中下車)、宿泊してから、もう一度旅行を続ける場合でも
東京→北陸の一枚の切符を購入・使用できます。
※詳しい条件は駅員さんに聞いてみてください!
※往復だともっとお得な買い方があります!
ルール②: 時間・経路変更不可 (切符による)
ルール①があれば、もちろん言わずもがなというわけで。
ルール③: 列車によって料金が異なる
始発と一本後では料金が異なるのはよくある話です。
乗り換えが多く、時間がかかるルートのほうが、料金が高いこともあります。
レールはつながっているものの、列車を走らせる鉄道会社が異なるためです。
もちろん一周する切符も買えない
有名な話ですが、
東京から北陸方面に行く場合、行き(帰り)は米原経由、帰り(行き)は金沢経由で、
東京→東京の切符を買うと、東京⇔北陸の往復切符を買うよりも約4千円ほど安くなります。
JRでは経路が交わらなければOKで、一周切符は窓口できちんと言えば買えます。
話がそれましたが、とりあえず
夢がない鉄道切符 in UK
そもそも料金はネットでしかわからず、時刻表には記載ないところがやましい…
朗報! ほぼすべての区間で往復料金設定あり
どれだけ短い距離でもほとんどの場合、往復割引があります。
日本だとある一定以上の距離でないと往復料金の制度がなかったり…そういう点では良いかもしれません。
たまに片道料金とほぼ変わらないこともあります!
通しで買うと損!?
私の経験ではShrewsburyからSheffieldに帰るとき、
通しの金額が £28 とすべての列車で共通でした。
切符の経路は
Shrewsbury → Stockport (Manchester行きの電車)
Stockport → Sheffield (Manchester発の電車)
でした。もしやと思って、調べたところ、
Shrewsbury → Stockport £13.40
Stockport → Sheffield £6.50 £7.90 £12.15 (列車ごとに価格設定あり)
と安くなるではありませんか。
とりあえず損したくなければ…
① 早めに買う
いわゆる早割設定のある区間・列車があります
② 各種割引制度を利用
Railcardは一定の条件を満たせば購入できます。1/3 OFFですから大きいです。
またブリットレイルパスなども手段の一つなので、検討してみてくださいね!
ブリットレイルパスはイギリス国内では購入できないそうです。
③ 往復・片道料金を調べて比較
往復だと+£1のみということも大いにあります。
ただ、片道で列車次第で安いこともあるので、往復料金よりも安くなることがあるので
比較してみてください!
④ 乗車区間を分けてみる ←意外と使える
もし時間帯によって、料金が同じだったら一度、試してみてください。
特に、乗換駅あるいは主要都市の中心駅で切ってみるのがおすすめです。
※近距離・同じ路線では無駄かもしれません。
乗り換えがあって、中~長距離の場合です。
リスクあり
というのも、遅延・運転取り止めがあった場合、通しの切符であれば代替路線をそのままの切符で利用できるかもしれません。
しかし、分けて買ってしまうと、「まずは切符に書いてある行先まで行け!or 罰金を払え!」としか言われず、通しで買っていれば乗れたはずの代替列車・路線を使えないことも。
それから列車ごとに価格設定がある切符で、その列車のみ有効な場合、遅延で乗り継ぎがうまくいかないと新たに切符を買いなおす必要がでてきます。どうかご注意を。
キャッシュバックサイトをうまく使う
キャッシュバックサイト経由で East Midlands Trains で切符を購入すれば
10%のキャッシュバックがもらえます。
これまでの経験
小学校の頃、いわゆる「鉄ちゃん」でした。
JR時刻表使って、問題を解く時刻表検定を受けるほどでした。残念なことにもうなくなってしまったのですが…紙の時刻表を使えば、どこで電車がすれ違うとか、追い越すとか、料金は少し先まで買ったほうが安くなるとか。単純にNAVITIMEを使うだけでは見えない情報がわかるんです。
疲れない程度に、ほどほどに!
ぶっちゃけ、旅行は疲れます。
身体的な疲れよりも精神的な疲れが一番、厄介です。
せっかくの旅行、安くしようと計画を立てるだけで疲れてはもったいないです。
ほどほどに。日数が長くなればなるほど、完璧な旅行なんてありませんから。
多少、時間やお金の無駄があっても良しとしましょう。
そういえば知り合いの方から聞いた話ですが、
世界一周をしていた人は
「ホテルで1日中、本を読みながらグダグダする日を1週間に1日つくる」
とおっしゃっていたそうで、精神の休息も旅には欠かせないのかもしれません。